コマンドの出力をバッファしないようにする
stdbufを使う。
cutの出力をバッファしたくないときは、
tail -f access.log | stdbuf -oL cut -d ' ' -f1
みたいな感じにすれば良い。
詳細な挙動は、man stdbuf を参照されたし。
MacVim 環境構築
MacVimの環境構築を行ったので備忘録を。
日本語に対応しているMacVim-KaoriYaをインストールしていく。
https://code.google.com/p/macvim-kaoriya/
■ MacVimとは
以下、https://code.google.com/p/macvim-kaoriya/より引用
マルチウインドウが使えるMac OS XアプリケーションのVim(GVim)です。GUIを担当するMacVimと、Vim本体から構成されています。Vim本体はコンソールアプリケーションとしても使用できます。
■ 香り屋版
日本語を扱う上で便利な設定やスクリプトが追加されています。ローマ字のまま日本語をインクリメンタル検索できるmigemo機能が統合されています。詳しくはこちら(http://d.hatena.ne.jp/thinca/20090619/1245338963)をご覧ください。
■ MacVim-KaoriYa
MacVimに対して、香り屋パッチの統合、ローカライズ、MacVim固有の設定、日本語文字コード自動判別、必要なshared library、Perl/Python/Rubyのdynamic loading、Objective-C対応ctags、などを追加しています。詳しくはこちらのページにまとめてあります。インストールしてすぐ使えるのが目標です。もちろんTerminal.app、iTerm.app上で動くコンソール版Vimとしても使用できます。
■ MacVim Kaoriyaのインストール
1. ダウンロード
https://code.google.com/p/macvim-kaoriya/
の Downloads からダウンロード
2. インストール
dmgファイルを開いて、MacVimアイコンをアプリケーションフォルダにドラッグする。
■ MacVimの設定
1. コンソールからMacVim-KaoriYaを使えるようにする
参考
http://www.mrlittlebig.com/blog/048/
http://code-life.net/?p=2133
・bashrcにエイリアスを追加
vim ~/.bashrc
以下、.bashrc内に記述
export EDITOR=/Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim alias vi='env LANG=ja_JP.UTF-8 /Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim "$@"' alias vim='env LANG=ja_JP.UTF-8 /Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim "$@"'
・bash_profileに、bashrcが存在する場合読み込みを行う設定を追加
vim ~/.bash_profile
以下、.bash_profile内に記述
if [ -f ~/.bashrc ]; then . ~/.bashrc fi
・設定の反映
source ~/.bash_profile
2. .vimrcと.gvimrcの設定
参考
http://succi.jp/blog/?p=462
cd ~/ mkdir vimbackup vim .vimrc
以下、.vimrcに記述
"-------------------- " 基本的な設定 "-------------------- "新しい行のインデントを現在行と同じにする set autoindent "バックアップファイルのディレクトリを指定する set backupdir=$HOME/vimbackup "クリップボードをWindowsと連携する set clipboard=unnamed "vi互換をオフする set nocompatible "スワップファイル用のディレクトリを指定する set directory=$HOME/vimbackup "タブの代わりに空白文字を指定する set expandtab "変更中のファイルでも、保存しないで他のファイルを表示する set hidden "インクリメンタルサーチを行う set incsearch "行番号を表示する set number "閉括弧が入力された時、対応する括弧を強調する set showmatch "新しい行を作った時に高度な自動インデントを行う set smarttab " grep検索を設定する set grepformat=%f:%l:%m,%f:%l%m,%f\ \ %l%m,%f set grepprg=grep\ -nh " 検索結果のハイライトをEsc連打でクリアする nnoremap <ESC><ESC> :nohlsearch<CR>
以下、.gvimrc 内に記述
"---------- " 基本的な設定 "---------- set showtabline=2 set transparency=5 set imdisable set guioptions-=T set antialias set tabstop=4 set number set nobackup set visualbell t_vb= set nowrapscan set columns=100 set lines=48
3. カラースキームを設定する
cd ~/.vim mkdir colors
http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=105より、「desrt.vim」をダウンロードして.vim配下に設置
.gvimrcに下記を追加
"---------- " カラースキーム "---------- colorscheme desert
VirtualBox4.2のインストール方法 (Windows7)
【VirtualBoxとは】
既存のオペレーティング・システム(ホストOS)上にアプリケーションの一つとしてインストールされ、この中で追加のオペレーティング・システム(ゲストOS)を実行することができる。例えば、Windows XPがホストOS として動作しているマシン上で、Linuxをゲストとすることができる。
Wikipediaより
【インストール方法】
VirtualBoxを利用する機会があったので、インストール方法をメモ。
ちなみにホスト環境はWindows7
1.https://www.virtualbox.org/にアクセス
3.ホスト環境に合わせて、VirtualBoxのパッケージを選択
今回はWindows7なので、「VirtualBox 4.2 for Windows hosts」を選択し、ダウンロード
4.ダウンロードした「VirtualBox-4.2.0-80737-Win.exe」を実行して、インストール開始
どちらかが彼女を殺した / 東野圭吾
この作品は最後まで犯人が明かされない。
ということで、自分の推理を書こうと思う。
以下、ネタバレ。
まだ読んでない方は、感想を参考にしていただければと思う。
- -
ポイントは康正には犯人が分かった(P.347)という点。
康正に犯人が分かった時点では3通りの可能性がある。
1.園子が自殺した
2.佳代子が殺した
3.佃が殺した
犯人が分かった康正は、加賀に「薔薇の絵が書いてあるゴミ箱」の中に入っている物を取るように指示している。(P.348)
では、「薔薇の絵が書いてあるゴミ箱」の中には何が入っているのだろうか。
最初に康正が園子の遺体を見つけた時点では、何も入っていなかった。(P.52) その後も特にゴミ箱についての描写はない。
しかし、P.290で佳代子が睡眠薬の袋を自分で破き、「薔薇の絵が書いてあるゴミ箱」に捨てている。
つまり、「薔薇の絵が書いてあるゴミ箱」には佳代子が捨てた「睡眠薬の袋」が入っており、その「睡眠薬の袋」が犯人を特定する上でのキーポイントとなる。
事件現場には2つの睡眠薬の空き袋があった。
1つは佃が空けたと供述している。(P.308)
しかし、2つ目に関しては佳代子、佃はともに開封したことを否認し、園子が自ら飲んだということを主張している。
したがって、園子が空けたという事実を否定することができれば園子の自殺が否定され、2つ目の袋を空けた人物によって殺されたということになる。
ここで、着目するポイントは「利き手」である。
園子の利き手は左手、包丁をコードで削る行為から佃は右手、佳代子は不明。
1袋目は佃が空けたので、右利きの破き方の痕跡が残っている。
では2袋目は?
園子が自殺したのではないとすると、2袋目も右利きの人物が空けた痕跡が残っていたのである。ここで、佳代子が右利きであれば犯人をどちらか絞ることができない。しかし、佳代子が睡眠薬を破いたことを目撃した康正(P.348)は、犯人が分かった。佳代子は左利きだったのだ。
したがって、佃が犯人である。
以上が真相だ。
- -
この作品が気に入った人には、「私が彼を殺した」をおすすめしたい。この作品よりも難易度は高いと思う。
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どちらかが彼女を殺した / 東野圭吾
今回は犯人が分かった。
前回読んだ「私が彼を殺した」に比べると、簡単だったように思う。あとで解説編でも書こうと思う。
犯人探しの難易度は置いといて、
殺人現場にあった不可解な痕跡の原因が、次々と分かるラストは面白かった。
「私が彼を殺した」よりも早く読むことをおすすめ。
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仮面山荘殺人事件 / 東野圭吾
最後の最後でやられた。
8人の男女が集まる山荘での事件。次々と事件が展開していき、なんとなく犯人が読めたかもと思っていたら、最後にどんでん返しが待っていた。
スピーディーな展開でどんどん読み進めていけるし、最後の裏切りは気持ちいい。
個人的にはかなり好きな作品。
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私が彼を殺した / 東野圭吾
この本を読んで2回鳥肌が立った。
1回目はこの本のラスト。
2回目は犯人が分かったとき。
この本は、最後まで犯人が誰か明かされない。
しかしよく読むと、犯人が誰であるか確実に分かるようになっている。
推理小説好きの方にはオススメ。
「どちらかが彼女を殺した」という作品も同様の形式になっているらしいので、次回読んでみたい。
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